2005年アルバムベスト5!!

Brown_Mountain2005-12-28

 師走です。至る所で年間ランキングが発表されているので、当Blogでもやっちゃいます。2005年アルバムベスト5!!ルールは今年1年間に発売または日本盤化されたアルバムの中から特に優れていると私が判断したモノを5つ選びます。但し、企画モノやベストアルバムなどは除外。それでは早速行きましょう
第5位

ディーモン・デイズ (CCCD)

ディーモン・デイズ (CCCD)

凄いねゴリラズ。本国イギリスでのアルバム全部再現しようって企画も大盛況、デーモン念願のアメリカ制覇も達成してほんとにいい作品作ったなぁ。後はblurの新作。来年辺りとは聞いていますが、期待しております。
第4位
サイレント・アラーム

サイレント・アラーム

ちょうど一年前くらいは期待の新人として騒がれていた彼ら。今年1年の開始のベルはBloc Partyによって静かに鳴らされていた!?最近はライブも評価されるようになって、実力派バンドとして活躍してるようです。私も、サマーソニックでの彼らのステージと前に立っていたブタ野郎の肉厚は忘れられません。
第3位
I’m Wide Awake,It’s Morning

I’m Wide Awake,It’s Morning

それにしてもね、昨今バンドブームか何か知らないけど、みんなうるさ過ぎるんだよ!!ズンドコ楽器弾いてりゃいいってもんじゃねぇんだよ!!っと思っていた穏健派ロックファンに朗報だったのが、ブライトアイズのシングル2枚が米チャート1位・2位独占というニュース。まさにフォークの復権。この出来事はアメリカにおけるロックが健全な形態を取り戻しはじめた確固たる証拠。来年はこれを引き継いだ形のへとシーンが変革していく事を強く望む。
第2位
プランズ

プランズ

ブライトアイズのときにも触れたが、アメリカにおけるシーンが健全化していることは事実であり、その1つの事象としてデスキャブのメジャー移籍第1弾である今作もあげることができる。ワシントンD.C.のいちインディーバンドが、精力的な下積み活動を経て晴れてメジャーへと活動拠点を移し成功する。ここまでは今までにもよくあったストーリーだが、彼らの場合はインディーとメジャーの活動それぞれにおいてその方法論が根本的に変わっていないというところに、凄さがあるのだ。通常、メジャーへと移籍したバンドはレコード会社からの圧力などによって実験的な楽曲を避け、より歌モノへとシフトしていく傾向が強い。実際エモ畑での彼らの先輩である諸バンドもこういった経緯で潰れていったケースがいくつもある。しかしデスキャブはそういったジレンマに陥ることなく、自分達のアイデンティティをメジャーでもしっかりと貫いている。彼らにとってメジャー移籍とは「レコードの販売元を統一して、リスナーにとってより快適な環境を整える」というベンの発言にある以上のことは意味しないのだろう。あっぱれ。
第1位
フューネラル

フューネラル

やっぱりこれですよ。アーケードファイア。カナダから届けられた夢と妄想の音楽団。本当に素晴らしい。実は本作が初めて世に出たのは昨年9月。しかし、彼らの本格的なブレイクと日本盤化が今年という事もあり、今回少々強引ではあるが、ランクさせて頂いた次第であります。それにしても今年の、特に後半はこのアルバムを何回聞いた事か。あまりに私のツボを的確に刺激し、一気に桃源郷へと導いてくれるその楽曲の素晴らしさゆえに、いつまでも独り占めしたくなるような感情に陥ってしまう。是非皆さんにはネイバーフッド曲群、並びに後半最も輝かしいリベリオン(ライズ)を聞いていただきたい。何か名盤を聞いてみたいと思っている方ならばなおさらだ。