ライブレポート③

THE PROMISE RING/NOTHING FEELS GOOD

 前半戦を終えたバンドはしばしの休憩に入る。ステージに残ったHei-pooはTimからギターをかり、弾き語りを始めた。ステージから降りた残りの2人はそんなHei-Pooをよそに駆けつけた友人らと談笑している。ところで件のHei-Pooだが、声が震えているのは誰でもわかる。膝もガクガクといったところであろうか。彼の姿を見たTimとBradが、げらげら笑っていたのが印象的であった。
 ここから後半戦。仕切りなおしである。まずはTim。1番最近に彼が完成させた曲、Jams Kitchenである。彼はこの曲を故エルビス・プレスリーに捧ぐといっていたが、ロックンロールではお馴染みのリフが耳に残る非常にポップな出来に仕上がっていた。しかし彼はライブ時に録音された音源を聞きながら、次のように思ったという「やっぱりこの曲は引っ込めるべきだ。やらなきゃ良かった。根本的にどっかズレてる。もう1回勉強し直しだ。」(Tim)