音源レコーディング途中経過

『レコーディングは順調に進んでます?』
Tim(以下T)『正直順調じゃないね。色々と不都合が重なってね。。。』
『不都合とは?』
T『まずは人選、次に不慮の事故、そして知識不足。人選って言うのは特に太鼓を叩くヒトのことで、ウチのドラムって結構下手なんだよね(笑)で、メトロノームに合わしながら録るんだけど、それが合わないのなんの。予想以上にドラム録りに時間がかかってるんだ。そして不慮の事故ってのは、ほぼ全パートを録り終えた2曲のマスターテープが原因不明のバグに見舞われちゃって、おじゃんになったんだよ。最悪さ。知識不足ってのは、俺たちにはレコーディングの知識がまるで無いって事なんだ。特に今回は完全に自主制作だからレコーディングに関する全工程を自分たちでこなさなきゃいけない。たとえ音が録れたとしても、そのあとにはミックスって作業が待ってる。全ての音について音量や音質、音の聞こえてくる方向なんかを設定する作業さ。勉強しないと。』
『なるほど。なかなか大変そうですね。』
T『もう暇さえあればMTR(レコーディング機材)に向かってるよ。』
『新曲についてはどうですか?』
T『楽曲自体はいいものが揃ってると思うよ。ただ新曲は他と比べて完成してから日がそんなに経ってないから、まだ持ち味が完全に活かせてないかもしれない。要するに熟成期間が必要なんだ。特に俺たちみたいな駆け出しには。』
『ということは、音源の完成は延期しそうですか?』
T『う〜ん。今年中には完成させるよ(笑)』