秒読み開始!!

Mash for Pigs/the Brown Mountain

 ついに発売間近のthe Brown Mountain初音源、最終的な情報が届きました。まずジャケットは京都におけるAbbey Roadこと白川通をバックにした痛快な1枚(右写真)を使用。もともと使うつもりではなかった写真であったようだが、この遊び心と計画性のない彼らのリアルな姿勢がこの1枚には凝縮されている(と思う)。
 そしてタイトルは『Mash For Pigs』に決定。直訳すると『豚のえさ』という意味のタイトルであるが、彼ら曰く「俺たちの曲は、栄養となって聴くヒトにどんどん吸収されていくんだ。それでみんな丸々太っていく。つまりみんな豚とおんなじって事。でも誤解しないでほしいのは、俺たちは豚のことをそう悪く思っていないということ。裏ジャケの写真を見てくれればそれがわかると思うよ。」だそうだ。
 しかしこの栄養価たっぷりCDは、エサはエサでも彼らの今を旨く真空パックした最高のレトルト食品である。今回の音源発売に当たって特に強調されるべき点に、構成からパッケージまですべて彼らの自主制作であるという事実がある。それは各楽曲に見られるほんの些細な演奏ミスや、微妙なテンポのずれまで、ある種ポジティブな印象に変えてしまう、まさに臨場感たっぷりの仕上がりである。まるで彼らのスタジオにお邪魔したような錯覚を、皆さんも持つのではないだろうか。
 さて収録曲の話であるが、以前の記事の内容から少し変更がでている。曲数は変更ないのだが、Bradの曲が1つお蔵入りし代わりにTimによるintroが挿入されることとなった。これはレコーディングにおける諸事情からというので、今後何らかの形で発表されるかもしれない。
 以上が最終決定の内容だが、肝心の発売日はどうやら連休明けで、メンバーによる手売りとのこと。初回は100枚の限定プレスなので、ゴルーデンウィークが明けたら誰よりも早くメンバーを捕まえよう!!