Timのギター

Brown_Mountain2004-09-15

 残暑の厳しい京都、Timは残り僅かな夏休みの時間を曲作りにあてる予定だ。そんな彼がかねてから愛用しているギターを皆さんはご存知だろうか?今日はthe Brown Mountainというサウンドの中でも重要な役割を果たす彼のギターについてレポートしよう。
 彼の相棒(写真)は日本を代表する楽器メーカーYAMAHAのSA700というセミ・アコースティックタイプのギターである。このセミ・アコースティックというのは、エレキギターアコースティックギターとのあいだを取ったようなもので、本体には空洞になっている部分があるが、普通のエレキギターと同じように電子回路も搭載している。かなり昔からあるタイプで、エレキよりも柔らかい音が出る。
 このギターはTimがギターを始めた頃に叔父から譲り受けた代物で、20年以上前に製作された物と思われる。
「かなり古いモノだから傷んでる部分もけっこうあるんだ。ネックには大きなヒビが入ってるし。でもこいつ以外のギターは弾く気がしないんだ。前に楽器屋のオヤジに言われたことがあるんだ。ギターの腕を上げたければもっとオーソドックスなタイプのギターで練習した方がいいって。そのほうが妙な癖がつかなくていいらしいんだ。でもそんなのはゴメンだね。俺は独学でギターを弾いてるんだけど、その全ての音はコイツで鳴らされたものだからね。もしもこのギターが壊れる日が来るとしたら、それは俺の人生にとって最悪の日だよ。」(Tim)