13

Brown_Mountain2004-10-13

ほとんどみんな愚か者
そしてそれに気づかないほどクール
明日真っ先に君に会って
悲しみでいっぱいのポケットを叩いたとしても
分かち合うことはできない
そしてきっとまた 笑いかける
今日だって昨日と変わらないって言うんだ
俺だって一通りの道を通ってきたんだ
裏通りの心地よさも
嘘をつくときの錆の味も 知ってる

そしてまた失敗するんだ
とことん追い詰めて
ベストを尽くしたとしても
相手を受け止めようとした瞬間から
結果は決まっている

たくさんの時間を無駄にした
なのにいつも忙しくしていた
「疲れた」と言い切ることを
恥じないようになってしまった
時間がゆっくり流れたとしても
同じことをしてただろう
時計を変えたって気分はどうにもならない
コーヒーブレイクを待つうちに
自然と日は暮れるもんさ

平穏は訪れない
いつも特別な記念日を期待する
でも 普通の日なんて
今まで一度でもあったっけ
眠りにつく前に考えることはいつも大体決まってる

ほとんどみんな愚か者
そしてそれに気づかないほどクール
俺だって変わらない
視界はずっとぼやけたままだ
じゃあ俺はどうしたいのかって?
ただ 俺は俺になりたいだけ
結局失敗して 追い詰められて
それでも君を受け止めたい