第1回スマパン

Brown_Mountain2004-10-18

 お久しぶりです。秋の夜長を楽しむDanでありますが、楽しむと言っても夜はたいてい家にいるので、ここに書くネタがなくしばらく更新をサボっていました。そこで、またしても新コーナーBack Groundを開設します。このコーナーは私,Dan Abnormalno音楽的背景を探ろうと言うコーナー。つまり、われらがThe Brown Mountainとは何の関係もない、果てしなく自己満足のコーナーです。そして記念すべき第1回目は「スマパン特集」。
 スマパン、つまりThe Smashing Pumpkinsとは、米国シカゴを拠点とし80年代後半から活動していたロックバンド。フロントマン兼ギターのBilly率いるスマパンは一般的にはグランジオルタナティブ系のバンドとして認識されているが、それはあの憎きニルバーナと同時期にメジャーに進出したと言う事実によるところが多い。彼らの3rdは二枚組みにもかかわらず全世界で1000万セットも売っているのだが、それでもニルバーナのフォローワーと言うレッテルが貼られ続けたある意味、悲劇のバンドなのである。
 そんなスマパンと私が出会ったのは2000年。つまり彼らが解散をした年である。たまたまテレビを見ていたところ、彼らのビデオ「the everlasting gaze」が流れたのです。突如画面に現れたスキンヘッドのおっさん、つまりBillyの容姿、歌い方、ギターの音&壊し方に釘付けになった私は、バンド名と曲を書いたメモを持ってCD屋へ直行。その時手に入れたのが彼らのメジャー5作目にしてラストとなった「Machina」である。このCDはすぐさま私の愛聴盤となり、その後高校生だった私は彼らの作品をさかのぼるように漁る毎日に明け暮れるのでした。
 解散してしまった彼らはその後様々な活動をしています。BillyはドラムのJimmyとともにZWANというバンドを結成し、日本公演も行いました。ギターで日系三世のJamsはバンドA PARFECT CIRCLEに加入し、もうすぐアルバムが出ます。ベースで紅一点のD'arcyは女優になると言っていましたが、ちょっと前に麻薬所持で逮捕されたりしているそうです。
 最後に、スマパンは決して現代の音楽シーンに密着した音楽をしているわけではあるません。しかし、彼らの楽曲には、いつの時代にも共通して受け入れられる感情が込められています。だからこそ、ロックンロールリバイバルだの何だと騒がれている現代においても、聞き続けられ愛され続けるのだと私は思います。彼らは私の高校時代の思いでソングではなく、今なおリアルな音楽であると言うことです。今からでも遅くありません。さあみんなでスマパンを聴こう!!