the Stone Roses/Very Best of the Stone Roses
遅ればせながら、2年目に突入したdisk of the monthの発表。今回はUKロックの頼れる兄貴分、the Stone Rosesのベスト!!このアルバム、こんな人にお勧めです。高揚感を求めている人、最近のリヴァイバル勢に少し飽きてきた人、マッドチェスターとは何か知りたい人。オリジナルアルバムが2枚しか存在しないthe Stone Rosesなので、一気に2枚とも聞いてもらってもいいが、このベスト版は曲順が上手い。それにこっちの方が音もよくなってるし…
特にハイライトといえばElephant Stoneかな。爽やか、マシンビート、ギターも良し!!ライブでは音痴らしいイアンのボーカルも、あのリバーブ具合がたまらん。マジでトリップ出来ますYO!!
総集編
お気づきの方もいるかと思うが、当Blogは今月3日をもって一周年を迎えている。そこで、今月は総集編と銘打ってこの一年間にBlogに書かれた記事なり企画なりを穿り返してみる事とする。さしあたり、その第一弾は毎月はじめに発表されるdisk of the monthについてである。disk of the monthの正式なスタートは2004年9月であるが、実は記事の存在しない幻のゼロ番目が存在している。というのもページの左に表示される紹介枠はBlog発足当初から存在しており、去年の8月にはここでSublimeの40oz to freedamを紹介していたのである。だがこれに関する紹介記事は存在しておらず、企画も立っていなかったため、今回はそれを省いた今月までの12枚をまとめて紹介する。
2004.09.
- 出版社/メーカー: Sanctuary Records
- 発売日: 2004/08/31
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2004.10.
- アーティスト: ロングウェイヴ
- 出版社/メーカー: BMG JAPAN
- 発売日: 2003/03/05
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2004.11.
- アーティスト: Ash
- 出版社/メーカー: Warner Bros UK
- 発売日: 2004/05/31
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2004.12.
- アーティスト: ニルヴァーナ
- 出版社/メーカー: ユニバーサルミュージック
- 発売日: 2004/12/01
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2005.01.
- アーティスト: ベン・フォールズ・ファイヴ
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 1995/12/13
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2005.02.
- アーティスト: ニュー・オーダー
- 出版社/メーカー: イーストウエスト・ジャパン
- 発売日: 2000/03/23
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2005.03.
- アーティスト: グリーン・デイ
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2004/09/23
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2005.04.
- アーティスト: ベル・アンド・セバスチャン
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 1997/08/20
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2005.05.
- アーティスト: スマッシング・パンプキンズ
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 1993/08/25
- メディア: CD
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2005.06.
- アーティスト: ゴリラズ,ルーツ・マヌーヴァ,ショーン・ライダー,デニス・ホッパー,ロンドン・コミュニティ・ゴスペル・クワイア,ネナ・チェリー,ブーテイー・ブラウン,デ・ラ・ソウル,MFドゥーム
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2005/05/11
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2005.07.
- アーティスト: Transplants
- 出版社/メーカー: Atlantic / Wea
- 発売日: 2005/06/27
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2005.08.
- アーティスト: Me First & The Gimme Gimmes
- 出版社/メーカー: Fat Wreck Chords
- 発売日: 2001/03/20
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サマソニ後記
行ってまいりました。夏フェス、サマーソニック!!自分の体力不足と格闘しながら何とか乗り切った1日でしたが、本当に行ってよかった。空は一面雲、そしてほとんど寝ずに参戦するという予定外のコンディションではありましたが、何とか目当てのアーティストは全てクリアできたし、大きな収穫もありました。
その収穫というのが、Sonicステージのトップバッターとして出演した(本当は前座として日本人のバンドがすでに1つ出た後)Be Your Own Petとの出会い。もともとこの時間帯はメインステージでThe Othersを観るつもりだったけど、(Sonicステージで)その次に登場するCaesarsでいいポジションをゲットするために予定変更。全くノーマークだったBe Your Own Pet(以下BYOP)。ビデオを1回見たくらいで、また新人が出てきたなぁと思っていた程度。しかし、一発でやられました。Voの女の子がいかにもキュートって感じのいでたちだったのに、曲が始まるとこれでもかというくらい吠える。間奏で見せるあの腰フリダンス、萌えでなく燃えました。音的には勢いだけで押し切るといった感じがありますが、随所に凝ったアレンジも有り。ただ者ならぬエネルギーと才能を感じました。でも曲の合間はほとんどMCはなく、観客からの「I Love You」コールに「I love you, too」と何とか返事するくらい。激しさの合間に見せるこういった幼さが垣間見れるところがこのバンドの良いところ。後で調べてみると、ナッシュビルで結成されたBOYBはメンバーの平均年齢が16.5歳(メンバーの1人は高校在学中)だとか、今回が日本でのライブデビューだとか、驚くべき事実がわんさか!!何でもKillsやKings of Leon、Year Year Yearsなどからツアーサポートの依頼も受けてるとか…さっそく本日、アルバムがまだ発売されていないので日本デビュー盤のミニアルバムをゲット。ちょっとハマっております。
そんなこんなですでに汗だく状態で次に見たのがみんな大好きCAESARS。やっぱりすごい人気でSonicステージはほぼ満員。入場制限はあったのかな?客層もぐっと若く、けっこうな規模のモッシュも起こっているのに女の子もいたりして、彼らの音楽そのままの楽しい空間でした。アルバムで聞く分には個人的にちょっと中だるみしてるかなと思える彼らの曲ですが、そんな心配は取り越し苦労であるかのごとくノリノリなステージはさすが!!
今回はほとんどの時間をこのSonicステージで過ごしたのですが、自分が見た中では一番客層が幅広かったのがLittle Barrie。彼らも新人ですが、その演奏力は抜群。3ピース独特の音の隙間も気にならないくらい、キレイにそしてさっぱりとゆる〜いグルーヴが会場を埋め尽くしてました。それにしてもあのギターはウマすぎるね!!ドラムのくるくる頭もいい声してたし。
そして当時したのがDeath Cab For Cutie。自分的には今回の裏目玉。っというのもアルバムがかなり凝ってるだけに、それをどうやって再現するのかを観たかったから。欲を言えば最前列でフェンスにもたれながらじっくり見てみたかった(っていうかそうやって最前列を占領してるガキやカップルども、最前列で見るならそのアーティストのアルバムくらい事前に聞いとけや!!特にデスチャブのみたいなエモ系バンドは大合唱するもんやろ。しっかり歌えるようになってから出直して来い)。で、演奏の方はもう完璧で、音源に忠実なステージは感動モノ。機材のトラブルで本調子でなかったのかもしれないけど、それを補って余りあるプレイは最高の一言でした。
しばしの昼食休憩の後Sonicステージで最後に見たのがBloc Party。今年の超大型新人としてすでに注目されまくっている彼らですが、やはり人気は本物。あのザクザクと切り込むビートがたまらん。会場も縦ノリの嵐。本当にやばい状況とはこのことですね。特にシングル曲はもの凄い反応で、会場が揺れてました。しかしそれとは裏腹にB面の曲(だったかな)などの少しマイナーな曲になるとみんなが当惑してる感じで、やっぱりミーハーも多いんだなと、少しがっかり。CAESARSにしてもそうだけど、いわゆる最近で言うリバイバル系のバンドは注目されてそれなりに評価もされてるけど、そのぶんああいうミーハーで音楽をステイタス的に捉えてる輩も沢山憑いてしまう。他人のやり方にまでケチを付けるのは避けたいけど、音楽を真剣に聞いている方がマイノリティーな感じがして腹持ちならん!!それにしてもVoのケリーはスタイル良すぎ!!
ここからは場所をメインステージに移して、われらがWeezerの為の下準備。ステージでは目下KASABIANが会場ごとオーディエンスを飲み込んでる最中ですが、気にせずステージがよく見える位置を探し回る(さすがに最後のClub Footの時には思わず揺れましたが…)。そしてWeezerの登場!!結局前方のブロックはすでに入場制限がかかっており、入れませんでしたが、運良く中央のPAシステムテントのすぐ左にたどり着き、じっくり堪能。新旧織り交ぜたセットリストは涙モノで、全ての曲でギターソロを横取りするVoリヴァースのプレイも絶妙。終盤に差し掛かりBaddy Holly、そしてSay It Ain't Soのイントロが鳴ったときには、さすがにみんな「おぉぉぉぉ!!」って感じでフェスティバルって感じが1番した瞬間でした。
リヴァースはステージを降りる前に「次はOASIS!!」と言ってたけど、私は世界一のロックバンドよりも世界一のカバーバンドを見ることにしました。という事で急げRockステージZepp Osakaへ。おんなじ考えの人も結構いて、道中走っている人多し。だってギミギミィーズなんだから。初来日なんだから。Zeppに着くと、予想以上の人。先を越された感じで待つ事約30分。1日の疲れが来て半分寝かけるも、Me First And The Gimme Gimmesの登場によりZeppは戦場に。曲はStairway To Heaven(Led Zeppelin)。危険なくらいにヒートアップした会場、決まって1曲当たり約5人程のダイブ族、飛び交うペットボトルに水しぶき、係員もほぼ放任状態の無法地帯。早くもOver The Rainbowで歓喜と狂気の渦!!往年のヒット曲がパンクになって生まれ変わるとき、我々の心はこうも躍るものなのか!!噂どおりライブは本物、MCは終始漫才という感じで、観客をぐいぐいひっぱてくれる最高のエンタテイナー。これでもかというくらい踊らされて、熱唱につぐ熱唱。ひとしきりセットリストを終えた後も観客のリクエストに答えたり(個人的にはアニーのTomorrowが最高)、私とギミギミとの出会いの歌Wild Worldまで飛び出す始末。他にもAll My Lovin'(ビートルズ)、Heart Of Glass(ブロンディ)、Rocket Man(エルトン・ジョン)、Country Road(耳をすませばでおなじみのアレ)、Blowin'In The Wind(ボブ・ディラン)等最強のラインナップ。おっさんに感動させられたのは後にも先にもこれだけでしょう。
というわけで、総論としては非常に満足。目当てのアーティストは全部観れたし、体力もギリギリもった。来年はフジかなっと考えながらZeppを出ると、反対側に見えるメインステージでは、かのOASISがまだやってて、曲はThe WhoのMy Generation。って結局どっちでもカバー演ってんじゃん(笑)
以上3198文字
いよいよ明日…
Summer Sonic05開催の日です。只今当日のタイムテーブルを確認しているのですが、ほんとに休む暇ないくらいに豪華なメンツ!!これはあくまで予定ですが
11:10〜The Others
途中でSonicステージに移動
11:55〜CAESARS
12:50〜Little Barrie
13:50〜Death Cab For Cutie
デスキャブ終了後少し休憩(しかしメインステージではThe Ordinary Boysが…)
16:10〜Bloc Partiy
終わり次第メインステージでKASABIANを覗き見
18:00〜Weezer
そのままOASISかと思いきや…
19:50〜のMe First And The Gimme Gimme'sでシメ!!
超過密スケジュール。室内で見るのが多い分楽かも知れませんが、体力的にかなり心配な内容。無事帰ってこれたら、レビューでも書きます。
Blow in the Wind/Me First and the Gimme Gimmes
やってきました、8月!!今年は念願のサマーソニックだぁ!!だがしかし、先日発表の当日タイムテーブルを見て愕然…OASISとギミギミィズがかぶってるジャン。しかもスタート時間だけ見ればギミギミのほうが遅い。当然OASISのほうが尺は長いんだろうケド。う〜んここは悩みどころですが、やっぱりギミギミを見よう。だってこいつらのライブは絶対楽しいもんね。
というわけで、UKの大物よりも魅力的なアメリカのインディー。それが今月のMe First and the Gimme Gimmesなんです。往年のヒットソングや親の世代のヒーローをことごとくカバーしまくるのがこのバンドのコンセプト。あくまでパンク的なカバーを貫くのが基本的なスタイルだけれども、そのセンスには脱帽。なんせボーカルのスパイク(スウィンギン・アターズ)、ベースのファットマイク(NOFX)、ギターのジャクソン(フーファイターズ)、そしてラグワゴンのジョーイ&デイブ(ギター&ドラム)というパンクオールスター!!楽しくないわけが無い!!
今回紹介するBlow in the Windは彼らの3rdですが、ビートルズ、ディラン、キャロルキング、何でもありの内容になっております。演奏に遊び心が出てきたのもこの頃からで、ほんとにナメたら怪我する代物となっております。覚悟してご賞味あれ!!
4 Month Later
本日、the Brown Mountainが4ヵ月ぶりのスタジオ入りをしました。ここでは今は無きHei-Hooの後任ドラマーのCharuの姿も見られました。バンドはこの夏を強化期間とし、新しい曲と雰囲気作りに、当てる模様。かねてから、ドラムの技術不足が露見していたthe Brown Mountainですが、新ドラマーのCharuによってその心配は解消されそう!?そして秋にはライブカムバックという情報も入りました。現在は10月と11月にブッキングの話があるらしく、詳しい日程も近日発表されるそう。
また、メンバーによる最新コメントも届いております。
Brad『今までもスタジオに入ってイベントにでて、バンド活動はやってきたけど、俺達は細かい部分を曖昧にしてやってきてしまってたんだ。音楽の作り方にしても、ライブでのパフォーマンスにしてもね。だから、もう一度ゼロから真剣にやってみようと思うんだ。そのために、知識豊富なCharuも迎え入れたわけだし、まだヘルプでの参加だけど、次のライブまではバンドの一員として参加する事を約束してくれた。今日の練習でもいい感じで、すごくやりやすかったよ。』
Tim『これからは、今までとは違ったやり方を試してみたい。ギターにしても曲作りにしても。Mash For Pigsはみんな気に入ってくれて、すごく誇りに思うけど、あれを作ったときと、今とでは俺の趣味に変化が起こってる。それもすごく前向きでポジティブな変化がね。それと、これはHei-Pooへのメッセージなんだけど、俺の連絡をブチるなんて、いい度胸してるじゃねぇか!!』