Acid House
現実にうんざりしてる人、もっと刺激を求める人、他人とは違うと自分に言い聞かせている人へ、今日はそんな人たちに1本の映画をご紹介します。
Acid Houseはイギリスの典型的な労働階級の少年を描いた、3編からなるオムニバス映画。表現がカナリどきついため、ご家族揃っての観賞はお勧めしませんが、その代わり一人で真剣に見るにはもってこいの作品でしょう。ネタがばれるので中身には触れませんが、平和な日本でスクスク育った私達日本人には、相当ショッキングなテーマを扱ってます。暴動、ドラッグ、SEX、嘔吐、そしてどうしようもない人達。でもここで「どうしようもない」といってしまうのは、やはり私達が温室で育ってそれなりに保護された感覚を日ごろから持ってしまっているということの裏づけなのでしょう。
この映画を知っていてしかも勘のいい人はすでにお気づきかもしれませんが、3編あるうちの真ん中の話では、Belle and SebastianのSlow Grafttiという曲が挿入歌として使われております。それもこの曲が映画のストーリーに忠実な歌詞で、しかももっともぐっと来るシーンで使われてるもんですから、私も思わずじんとしてきました。幸か不幸か吹き替え版を見てしまったので、その歌詞もしっかり字幕で登場(字幕版だとセリフとかぶってしまう?)。それにしても最後の話はカナリ笑えます。特に誰だか(名前忘れた)のお母さんが「お父さん帰ってくるわよ」という意味不明な言葉を連発するシーンなんかは最高!!
梅雨で毎日しんどい時期に、このような頭がおかしくなる映画をお勧めするのはどうかと思いますが(正直しんどいです、心してかかれ)、きっとこれを見た次の日はいつもと違うところに目がいくハズ。
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いい時間
今日はいい時間をすごせた。
こんなに身近にこんなにおもしろい事をやってるやつがいるなんて。
なんかクリエータ集団でイベントをやろうってのがヤツのもくろみらしいけど
コイツのいってる事に激しく同感。
そいつは服が好きで俺とは畑違い
でも音楽もファッションも同じカルチャーで
それなりに共通する部分がある。
写真、絵、ファッションそして音楽
全部ひっくるめて芸術
そしてどんな芸術にも人を感動させる(鳥肌が立つ)ことができる。
いや、感動させる事が出来たら何だって芸術だ!!
はたから見たらただの文化論ってことになるんだろうケド
ヤツはそれを一箇所にまとめてみたいって言ってる。
それも一般ウケを狙ったありきたりな方法じゃなくて
それぞれが好きな事(本当にやりたい事)を実践して
誰かに感動してもらう
あるいは自分が感動したいと思っている。
the Brown Mountainの精神と同じ。
だから俺は「聞き手に話しかけるような音楽」はもうやらない。
「自分から聞きに行かないといけない音楽」をやる。
あっクソ、最近の雨のせいでギターの弦がいかれてやがる。
そろそろ張替えどきだな。
ってTimが言ってました。
ミュージックバトン
ただいま巷で大流行(らしい)ミュージックバトンが私の手もとにあります。これは5つの質問に答えるだけで、その回答者がネズミ算的に増殖するという、超未来的な遊びでございます。ひとまず、バトンを渡してくれたヒデ様には感謝感謝。それではいきますYO!!
①Total volume of music files on my computer(私のコンピュータの中にある音楽の数は)
コンピュータといわれましても、PCで音楽を管理するのは私の流儀ではないので、iPodに入ってる曲数でいきます。
合計で1323曲、3.3日分、6.80GBでございます。
まだまだですね。
②The last CD I bought(こないだ買ったCD)
つい昨日CD買いました。Billy CorganのTheFutureEmbrace。
- アーティスト: ビリー・コーガン
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ちなみに私は変わった趣味を持っておりまして、CDの端っこについてる帯をいちいちコレクションしております。それも買った順番にして束ねるという変態的な趣味。だからどの順番でCDを買っていったかが一目瞭然なわけです。輸入盤には帯が付いていないのでノーカウントですが…
③Song playing right now(今かかっている曲)
ただいまiPodをPCにつないでその中のすべての曲を対象にシャッフルをかけながら、この原稿を執筆しております。で、今聞いてる曲は
Belle and SebastianのThis Is Just A Modern Rock Song
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④Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me(私にとっての5曲のマスターピース)
1、Goo Goo DollsのIris
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私をこんなにした諸悪の根源。この曲がなければ、私がこんなに洋楽洋楽とうるさく言うこともなかったでしょう。今聞くと月並みなアコギバラードなんですが、中坊で真っ裸だった当時私には、この曲がそれこそ針のような鋭さで突き刺さってきて…その後はご想像に任せます。
2、RANCIDのRuby Soho
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Punxからはありがちだと批判が飛びそうですが、譲れません。初めてRANCIDをみたZepp大阪で、真っ先に飛び出した曲がこのRuby。ライブがスタートするまでは「ぜったい1曲目は新しいヤツだ」とか「いやいやこっちだ」とかみんなで予想していったんですが、ふたを開けるとRuby。しょっぱなからこれかよ。っと度肝を抜かれたのは今でも鮮明に覚えています(その後はグチャグチャにもまれたのではっきり覚えてません)。歌詞のほうも、Punxには珍しい失恋ソングでまじめに聞いても泣けます。
3、Smashing PumpkinsのMayonaize
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タイトルを見て⇒「けっカボチャにマヨネーズかよ」。聞いてみると「◎※♪Я@♀㌦」言葉になりませんでした。確かにギターは重たい。ボーカルはだみ声。曲の構成も至って普通(かな)。でも私の腰は浮いた。鳥肌がいつもより大きめに立っている。サラダにマヨネーズはつけない派のわたしも、この日ばかりはマヨラーに変身。
4、New OrderでThe Perfect Kiss
International: Best of New Order
- アーティスト: New Order
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このBlogでも一度紹介しましたね。やっぱり人生踊らなきゃ。あっぱれマンチェスター!祝フジロック出演!!New Orderよ永遠に現役選手であれ!!!やけに長い間奏アウトロも大好きだ。嗚呼このマシンビート、覚せい剤なみだ。
5、The CoralのPass It On
- アーティスト: ザ・コーラル
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人の人生を変える曲ではないが、聞く人の人生によってその印象が七色に変化する曲。われながらうまい表現だと思いますよ。もっと言うと、聞く日やシチュエーション、オーディオの環境なんかでも印象がガラリと変わります。アナログとかデジタル云々とはちがう次元でナマモノって感触。生きてます。
⑤Five people to whom I'm passing the baton(次の走者)
難しいですね。マツキン(またの名をThom)、けんたさん(Japanの方がいいかな)、りきまーくん(兄でも弟でも)、ズイケン(ダイエットが成功してたらどうぞ)、すかさん(まぁ見てないでしょうが、DJですしね)
だらだらと書いてみましたが、いかが!?感想はというと、自分のことを書いてるんだけど、随所に再発見的なものがあって非常によい。久々にGoo Goo Dolls聞くかな。それから、anriお帰り!!(←またすぐ行くんだろうケド)
Haunted Cities/Transplants
雨です。それも毎日。。がしかし!!私のiPodにはカリフォルニアの青空が広がっております。今月のdisk of the monthであるHaunted Citiesにはそんな汗とギャングと青い空が広がっている。間違いなくこのアルバムはこの夏のマスターピースだ!!
そもそもこのTransplants、あのRANCID×Blink182×彫り師という摩訶不思議なトリオで、2年前のデビュー以来LAのヤングカルチャーを先導する強力ミクスチャーとしてHip-Hop開からのツレの力を借りつつ、その名をとどろかせてきた存在なのです。
ところで、先月のGorillazとこのTransplantsに私は密かな共通認識を持っておりました。っというのも、どちらも私が尊敬するアニキ(つまりデーモンとティム)が起こしたプロジェクトであり、かつどちらも貪欲に自分たちの雑食振りを発揮している。そしてHip-Hopへの傾倒など、この2組のプロジェクトには多くの共通点があるわけです。まぁセールスの話をするとGorillazのほうがかなり有利なのだが。。。
そんなこんなで大注目のTransplants!!現在は輸入盤しかありませんが(しかも超マイナーレーベルからのリリース。私も探すのに苦労しました。)、音の方は心配後無用。なんせTim Armstrongなんですから。リードトラックであるGangsters & Thugsはこの夏のアンセムに決定だし、Killaforniaをはじめとする数曲にはゲストが多数参加。ロックは聴かないって言うギャングっ子も黙って聞きなさい。泣く子も黙るTransplants。後はどんな形でもいいから来日してくれ!!
急募!!
The Brown Mountainから緊急のメッセージが届いています。なにやら音源完成後に脱退したHei-Pooの後についてのようですが…
Tim『俺たちのバンドにドラムがいないことはみんな知ってることだと思うけど、そろそろ俺たちも動き出さなきゃいけない。そこで新たにメンバーを募集することにした。パートは勿論ドラム・パーカッション。ズブの素人じゃないならなんだってOKだ。このBlogを見てくれてたり、音源を聞いてくれたり、とにかくthe Brown Mountainに少しでも興味がわいたならすぐに連絡がほしい。コメントでもメールでも何でもいいから。きっとすぐに返事が来ると思うよ。それから自分の周りにこんな奴がいるって感じの情報でもいいから協力してくれ!!』
っというTimからの痛烈なメッセージですが、バンドは夏ごろまでには再びステージに立ちたいとの意向も示していることから、今回のメンバー交代がバンドにとって重要なポイントになることは必至!!どうか皆さんご協力を。
Damon Days/Gorillaz
パソコンが長らく不調だった為、まったく更新できませんでした。皆さんいかがお過ごしでしょうか?私は更新がまったくできない状況下であっても、楽しく気ままな音楽Lifeを満喫しておりました。
そこで遅ればせながら今月のDisk of the Month!!Gorillazが帰ってきました。それも頼れる相棒デンジャーマウスを引き連れて!!最近のロックだ何だって音楽シーンの流行に少々引き気味なあなた、キワモノ好きなあのた、そして自称雑食なあなたにお勧めする最高のエンタテイメント。巷で噂されてるコミックバンドの帰り咲きでございます。さて音の方は?私的には前作に比べてやや丸くなったって感じです。軽くなったとかではなく、その質感が肌触りがとてもいいアルバムではないでしょうか(本人たちはダークになったといってますが)。
それにしてもこのアルバムのリードトラックFeel Good Inc然り、シーザーズのJack It Out然り、iPodのCMソングはなぜかコピーコントロールが多い!!アップルさんよ、一体どうしたいのだ!?